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ちんびん(沖縄風黒糖入りクレープ)のレシピ〜失敗例もあり

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今日の東京はすごい強風だったので、家にこもって、ちんびんを作ってました。

 

ちんびんって知ってる?沖縄のお菓子で、ユッカヌヒー(5月4日)に食べるものらしいんだけど、最近は日常のおやつにもなってるみたいで、たいごろーも小さい時食べてたんだって。

材料は、小麦粉、黒砂糖、ベーキングパウダー、卵白と水だから、沖縄風黒糖味クレープって感じかな。

ちなみに、ポーポーっていう、チンビンの中に油味噌とかを入れて巻くやつもあるんだよ。

本当は原材料からしっかり作りたいんだけど、そこは現代。

ちんびんの素なるモノがしっかりありまして。

今は沖縄の物産店なんかではだいたい置いてあるし、値段も数百円で買えますよ。

もちろん作り方もしっかり載ってる。

粉を水で溶いて焼くだけだけどね!

粉の香りをかいでみたら、白玉粉に似てたよ。

 

作り方は、この袋の裏面にあるとおりで、容量は350gで、水は350〜400ccだから、要は1:1で入れればOK。

まずは粉を水で溶くんだけど、洋菓子を作る時の小麦粉を溶くのと同じ要領で。

水は少しずつ入れて溶こう。じゃないと粉がダマになっちゃう。

1:1だとこんなにサラサラ。

見た目は完全チャイティー。

次に、これを焼いていく。

袋の説明書きでは「フライパンに油を敷いて、穴がフツフツ出てきたら裏返す」となってますが、実際油を敷いて焼いてみた結果。

菓子なのに油っぽい。これはよろしくない。

いやもちろん油は敷いたら余計な分は取り除いてるけど、なんか私は気になるんだな〜。

かといって、フライパンによっては油を敷かないとくっついちゃうものもあるでしょう。

ってことで、ねこむら推奨は、テフロンのフライパンで油なしで焼く、です。

 

私は卵焼き用フライパン(テフロン)で焼きます。

焼き方は、ホットケーキの素と一緒なんだけど、中火でフライパンを熱したら、油を入れて、余計な油を取り除く。

で、一度火を止めて。

液を流しこんだら、再び着火(小〜中火)。

穴がフツフツ空いてきたら、裏返して30秒くらい焼いて取り出す。

熱いうちに、手でくるくる巻く(ヤケド注意!)

そうするとこうなる。

両端カットしたのはあえての私の判断。

よし、できた!と思ったのもつかの間。

たいごろー「真ん中空洞だったと思うんだけど。」

なにーー!ギッチリ巻いちゃったじゃん…。

えーと、賢い読者の皆様は、真ん中は空洞で巻いてください。

それと、私、今回は卵焼き用のフライパンだからミニサイズで焼いてます。生地は直径8cmくらい。

大きさとか、長さに関しては、好みでいいと思うんだ。私はきなこ棒サイズを目指してみました。

ちんびんの粉で作る時に譲らないでほしいポイントは、火加減。

(材料は水と粉で1:1でひねりようがないので消去法)

ホットケーキの素で作ったことある人ならわかってくれると思うんだけど、生地ってフライパンに流し込むときに、厚すぎてもダメだし、薄すぎてもダメなんだけど、それ以上に火加減が重要なのよ。

火が弱過ぎると生地に穴が開かずに、フニャ〜って「よれる」だけだし、それを焼き続けても、裏返しても、できるものは「グニョ〜ン」となった生焼けっぽい食感のもの。

↓前例があります。

一見巻けた雰囲気は出してるけど、しょせん食感は「グニョ〜ン」。

写真後ろに私の苦労の跡が見えることでしょう。

生地を入れたときに、ジュワ〜って音がするくらいがいいよ。で、穴が出てきたらひっくり返すと。

ここで失敗例を見て、ぜひ皆様は初回から成功させてください。

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