今年ゴーヤチャンプルーを20回は作ってるねこまるです。
とうとう本格的な夏が来たということで沖縄にこれから行くいう方も多いのでは。
沖縄行ったらいろんな料理を食べると思うんだけど、あの料理美味しかったから帰ってから作ろーってなって再現しようとしてもなんかイマイチ違ったりすることあるある。
ってことで、今回は、私が5月に宮古島に行った際に料理店の料理教室で教わった中でも最もポピュラーなゴーヤチャンプルーを、 “本場のゴーヤチャンプルーレシピ確定版”としてお送りします。
このレシピなら失敗なし。
ちなみに、写真は料理教室でのものと自宅のものが混在してます。
料理教室は作業で忙しくて、全行程撮っていられなかったから。
まず用意する食材は、
≪ゴーヤチャンプルー 大人3人分≫
○ゴーヤ 大きめ1本
○木綿豆腐 1丁
○もやし 1袋
○ランチョンミート 1/2缶(1缶は多すぎるし、しょっぱいので。1缶で2回作れるよー)
○卵 2個(ぜひ2個で!美味しさ2倍増。)
○かつお出汁 80~100ml(顆粒タイプでももちろんOK)
調理の前に豆腐はトレイから出して水をよく切っておきましょう。
炒めものに水分は大敵。
まずは、ゴーヤを半分に切って、中の種とわたをスプーンとかで取る。
わたは苦いから、しっかり取ってね。
取り除いたらちょっと水洗い。
次に、ゴーヤをスライスする。
厚みは2、3㎜で!
よくお店では5㎜とかあるけど、よっぽどのチャンプルー好きじゃない限りゴーヤは苦く感じると思うから、ビギナーな人ほどなるだけ薄く。
フライパンで多めの油を熱して、ゴーヤを入れる。
このとき、油はケチらず!大さじ1くらいは入れてやってください。
そして強火で!
炒め物の命は油と火加減。油はケチらず火は強火ですよー。
ちょっとゴーヤに焼き色がつくくらいがいいと思う。
ひとつまみの塩とコショウをふりかけて、なじんだら火からおろしてお皿にあげておく。
次に、豆腐を12個くらいに切る。このとき豆腐は大きめカットがオススメ。
あとで他の具材と炒めてボロっと崩れても、大きめなら豆腐としての見た目は守られるし、何より豆腐食べてるってなるので。
これまた大さじ1くらいの油で豆腐を炒める。
炒めるときは、フライパンを十分にあたためてから油、豆腐を入れてください。
低温のまま豆腐を入れると、水分でグジャグジャになって泣きますよ…
料理教室で教わるまで、ゴーヤと豆腐を同時に炒めてたけど、別に炒めて後で合わせる方法にしてから、味が段違いにおいしい。
なぜなら、豆腐を多めの油で炒めるだけで豆腐の甘味と本来の味がめっちゃ出るから。
私はなんなら豆腐の油炒めだけでも食べられる。ちょっと塩ふって。
なので、この作業は面倒でも必ずやってね。
豆腐にちょっと焦げ目がつくくらいでいいです。
で、そしたら長方形にカットしたランチョンミート投入。
ランチョンミートの大きさは好みでいいと思うけど、厚みは5㎜くらいを推奨。けっこうしょっぱいからね。
ランチョンミートに焦げ目がついたら、炒めておいたゴーヤともやしを投入。
ここまでもこれからもずっと強火ね。手早さ勝負。
もやしは生でもイケるやつだから、食感を大事に。
ってことで、もやしが温まってきたかな?くらいで(決して完全に火が通ってる状態でなくてよし。画像の通りシャキシャキしてるくらいで)出汁を入れる。
料理教室やってくれたお店もそうだけど、美味しいゴーヤチャンプルーは塩、コショウとか醤油に頼りきらず濃いかつお出汁。
あ、ちゃんとかつおぶしから取ったやつね。
でも私も毎回出汁とるわけじゃないし、急いでるときは顆粒ダシだから、そこはまったり行きましょう。
顆粒ダシのときは50mlくらい水を足してあげてください。
で、ここで塩、コショウをする。
卵を入れて完成するので、卵を入れた状態の味を想定して、少し味が濃いかな?くらいで入れて。
醤油入れても美味しいけど、今回はオーソドックスに。
味つけしたら、卵をよく溶いたやつを上からドバァしてやって。
卵をいったんかけたら、かき混ぜすぎないこと。
2、3回サックリかき混ぜるくらいで十分。具材が崩れちゃうので。
そうすると、こんな感じに完成!!
料理教室で作ったバージョン
教室ではできたやつを食べるっつーことでカボチャ煮、ゴーヤのつけもの、サラダまでいただいちゃいました。
ほんとおいしい。
冒頭の写真は私が家で作ったバージョンです。
無類のゴーヤチャンプルー好きのたいごろーも認めてる味だからうちは今後もこのレシピでいくつもり。
沖縄のお店だと人参が入ってたり、逆に料理教室のときみたいに、もやしがなかったりとかあるから、ゴーヤと豆腐炒める段階までこのレシピで行って、そっからあとはアレンジしてみてください。