今日は2週間くらい前に作った中身汁のレシピを載せておこうかと。そろそろ載せないと分量とか忘れそうで。
そもそも中身汁(なかみじる)って知ってますか?
沖縄料理ではポピュラーで、定食屋さんにもよくあります。
豚の内臓(大腸とか小腸とか胃)のお吸い物で、お祝いとか接待でも出される料理らしい。
ちなみに、「中身汁」は、沖縄のお店やサイトによっては「中味汁」になってることもあります。
【中身汁】
≪材料≫(2〜3人分)
豚の内臓(今回は豚の大腸で、白モツ) 150g
しいたけ 4枚
こんにゃく 1/2枚
かつおだし 600ml
塩 小さじ2.5
しょうゆ 小さじ1
≪作り方≫
1 豚の内臓を下茹でして臭みをとる。
うちが買ったのはこんなやつです。生は茹でたら3時間以上かかるし、なかなか売ってないので。
こういう真空パックで、一般家庭で気軽に作れるようなモツ鍋とかモツ煮とかを作るのと同じものでいいです。
真空パックのだと、日持ちするし、あらかじめ下茹でしてあるから臭みもかなり抜けてるし、400円くらいで買えます。
それでもパックを開けると、まあまあの臭みを感じる方もいるので、その場合は、面倒でなければ一応1回は自分でも下茹でしましょう。30分とかでもいいから。
私はネギとしょうが入れて40分下茹でしました。臭いもそうだけど、余計な脂もとれて、後で汁にしたときアッサリになります。
2 下茹でした豚モツを、長さ6cm、幅0.8〜1cmくらいの短冊に細長く切る。
パックに入ってるときは、まな板右のようになっているので、左みたいにカットしてあげましょう。
3 しいたけ、こんにゃくも同じ大きさの短冊にカットする。
すべてカットして、下準備はOK。
4 かつおだしを煮立て、豚もつ、こんにゃく、しいたけの順に入れる。
5 10分くらい煮たら、しょうゆ、塩を入れて、さらに5分煮る。
6 お椀に盛り付け、最後におろしショウガを乗せて出来上がり。
おろしショウガはぜひ入れてください。なぜなら、入れないとTHEお吸い物だから。
モツとはいえ、かつおだしなんでアッサリです。
病み上がりに向いているのではないかと思うくらい。おろしショウガを入れることによってアクセントになるし、香りも増す。
あ、しょうがは煮てる間じゃなくて、最後に乗せてくださいね。風味が飛んでしまうので。
最近は中身汁の素っていう濃縮液が売ってるから、手作りには全然及びませんが、初めてだけど飲んでみたいって人はそれでも。