夕日が落ちた平良港。遠くに見えるのは来年1月開通の伊良部大橋
今回宮古島に行った目的は、大前提としてあるのはここに書いたんだけど、うちの家族事情のほかに、もちろん個人的な思いもあって。
まずはもちろんマリンスポーツやりたい。ひたすら泳ぎたいというか海に浸かりたい。
親戚のお家にお焼香あげにいく。
あと、宮古焼の器を買うこと。
島豆腐の作り方を現地の人に教わってマスターすること。
というのもあったのよね。
今回、ハイパー過密スケジュールだったけどそれら全部叶えました。
それで落ち着くまでに時間がかかって、帰ってから1週間経ってようやく今、時間も頭も余裕が出てきたので、まずは念願の宮古焼の器ゲットの話をしようかと。
私は最近食器が好きで、食器>食材>>>>>服という感じで、とにかく今、器にお金をかけたい状態。(服なんてワンシーズンに1回も買ってない)
で、沖縄全般の料理を作るようになって、作っていくうちに、やっぱり料理がその地方のものなら、器もそこのものを使わないと雰囲気出ないなあと考えてた。
今思えば、那覇で暮らしていたときに、毎日自転車で壺屋やちむん通りとか通ってて器買い放題だったのに「この通り雰囲気あっていいなぁ」くらいにしか思ってなくて。
たいごろーと付き合ってた時も、まさか宮古島に焼き物があるなんて露知らず。
「海めちゃんこキレイ!」くらいしか思ってなかった。
それがなかなか沖縄に行けなくなった今になって、喉から手が出るほど沖縄の器がほしい。
だから、今回の旅行は器ゲットの貴重な機会だったのです。
とはいえ旅行前の段階では、宮古島特有の焼き物があるのかさえわからず。
私的には、色んな地方に特有の○○焼ってあるから宮古焼もあるんじゃないのくらいの浅い考えでいたのね。
最悪なくても、沖縄本島と同じものでもいいかな、と。
そんなアバウトな感じのまま飛行機に乗っちゃって。
宮古島着いて、お義父さんにその話をしてみたら、「ああ、そういう店あるよ。」即答。さすがお義父様。
宮古島のことはガイドさんより、ダイビングのインストラクターより。タクシーの運転手さんより、なんなら役所の職員より、お義父さんに聞け。
しかもお義父さんは、車が運転できない私たちのために自分で運転して案内してれるという嬉しすぎる優しさで。
お言葉に甘えて連れて行ってもらいました。
おお〜ホントに「みやこ焼」ってなってる!
安定の玄関前シ―サー。このお店のは特に大きくて足太い。
ヤシガニも焼き物の一部としてくっついてます。
店内は写真を撮らなかったんだけど、小皿、大皿、コップ、花瓶、カトラリーなど種類は豊富。
自分で宮古焼欲しいとか言っといてなんですが、宮古焼の予備知識がまったくなくて、お店の人にちょっと聞きました。
宮古の土は、これまで焼き物に適さないって言われてきたんだけど、いろいろ研究された結果、キビ灰とかサンゴ石とかを使うことで可能にしたんだって。
ここはお店の奥に窯があるっぽくて窯元でもあるのね。
私、買うならずっと青いお皿が欲しくて、今回その願いが叶ったよ。特に写真上の中皿にひとめぼれ。
お義父さんが「ねこまるさんと家族用に、好きなコップ選んでいいよ」って言ってくれて、ねこまる大歓喜。
自分用にこれを買ってもらっちゃいました。
これもひとめぼれ。受け皿が葉の形なとことか、筋の入り具合とか模様とかすべてがかわいすぎる。
ごろんとしてて、でもオシャレで。これでコーヒー飲みたい。
念願のお店だし、旅行中はもう来れないので金額は気にせず、欲しいものはお買上げ。
とか言いつつ2万円のひとめぼれした大皿は買えなかったけど(泣)
ここは焼き物巡りの1店舗目で、この後他のお店も廻ります。それについてはまた次回。